レコード芸術の9月号を読んで初めて知りましたが、「バイロイトの第9」の「本公演」の録音なるものが出てきたようです。
「バイロイトの第9」と言えば、クラシックファンなら誰にでも通じる符牒です。そうでない方のために書いておくと、・・・第二次大戦で中断されていて、戦後初めての開催となる「バイロイト音楽祭」で、1951年7月29日に、フルトヴェングラー指揮/バイロイト祝祭管弦楽団他で演奏された、ベートーヴェン交響曲第9番「合唱付」のライブ録音です。クラシックのレコード史を代表する1枚と言われれば、まずこれが挙がるというような代物です。
で、詳しい話は省きますが、今まで聴かれていた演奏は、実はリハーサルあるいはリハと本公演との「ハイブリッド」であり、実際の本公演の演奏はこれだ、というのが今になって発表されたのです。
今回出されたものこそ「リハ」だ、という見解もあって、なかなか決着はつかないのでしょうが、極上のものには逸話はつきものということでしょうか。
私も一時期「第9」にハマリまして、10枚くらい聴き比べましたが、このバイロイト盤はやはり別格でした。音楽的には崩壊しているところもあって、全然完璧ではないんですけどね。聴き易くもないし。(好んで聴くのはバーンスタイン/ウィーンpoのライブ盤です。)
ところで、今回の話、実はそんなに興味がありません。というか、あのレベルの演奏は一つで十分! 今更そんなの出してこないでよ、というのが熱心でないファンとしての感想です。
加藤幸弘さんのホームページから、今回のディスクを聴かれた感想など。
http://homepage1.nifty.com/classicalcd/cdreviews/2007-2/2007072801.htm
こちらは同じサイトで、「バイロイトの第9」は実はこんなにあるという話。凄い。
http://homepage1.nifty.com/classicalcd/FurtwanglerCD/Beethoven/sym9/19510729.htm
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