ヒラリー・ハーン/ノセダ/BBCフィルのコンサート(みなとみらいホール)
またもや遠出して、コンサートを聴きに行って来ました。
ジャナンドレア・ノセダ指揮 BBCフィルハーモニック管弦楽団
2008年3月16日(日) 15:00 横浜みなとみらいホール
グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調 (ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン)
ストラヴィンスキー バレエ音楽「妖精の口づけ」よりディヴェルティメント
チャイコフスキー 幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
とにかく、ヒラリー・ハーンが良かった! 音色の清冽さ、純度の高さ(高音・弱音のクリアさ)。揺るがない技巧(余裕! この年で貫禄たっぷり)。叙情性は抑制されていて、あくまでも曲の本質に語らせようとするかのような誠実な演奏でした。第三楽章はかなり速いスピードに感じましたが、技術的な問題は何もなし。圧巻でした。アンコールでバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータからソナタ第3番ラルゴ。
ちなみに、この日の模様を書いておられるブログを幾つか読みましたが、私の感想はそれに付け加えることがあまりないかも。ハーン絶賛、ノセダはともかく、というのが(他の日の演奏も含めて)この公演を聴いたブログ評の多くのようです。
ノセダはゲルギエフも認めた注目株、ということらしいです。とにかく激しい指揮ぶりでした。「ルスランとリュドミラ」はムラヴィンスキーの圧倒的な演奏が頭にあって、どんな演奏を聴いてももどかしい感じがしてしまいます。BBCフィルはダイナミクスのレンジが広くない印象もして、後半のストラヴィンスキー(これは馴染みがない曲でもありました。新古典時代なので耳に優しくはあるのですが。最後唐突に幕切れする印象。)、チャイコフスキーとも、ちょっともどかしい気も。帰りの時間が気になって、アンコールは聴けず。
まあでも、ハーンは凄かった。考えてみれば一流のヴァイオリニストのソロを生で聴いたのは初めてでした。やっぱり圧倒的ですね。無理して行って良かったです。
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