山陰フィル 第34回定期
地元のアマオケ、山陰フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました。
勿論、プロオケと同じ基準で評価しようなどという気はありません。仕事を持ちながら、あるいは人数も不足して客演も多い中で、ここまでの完成度は素晴らしい。正直、そんなに期待していなかったので、大いに楽しめました。指揮は今岡正治。
プログラムはまずはシベリウスの「フィンランディア」。全ての楽曲について言えるのですが、テンポ設定が総じてもったりしている感があり、その中でも音楽が流れていればいいのですが、拍や音符がやや見え過ぎる感じはしました。とは言え、個々の楽器はしっかりしているし、強奏時の鳴りも申し分なし。プロオケよりも奏者の息遣いが聞こえてくるという意味で、臨場感を体感しました。
続いてシベリウスのヴァイオリン協奏曲。ソリストはウィーン国立音楽大学大学院在学中という、地元出身の吉田美里。第1楽章冒頭から、情感たっぷりに歌い出す。テクニックは十分。ただし、終楽章はやや技巧的に手こずっていた感じもなきにしも。また、ちょっと音程が甘いところが散見。でも見事なステージでした。
メインはベルリオーズの「幻想交響曲」。やや苦手だったこの曲ですが、ミュンシュ/パリ管の名盤を1週間予習して、何となく好きになってきたところです。この曲はやはり実演が面白いのかな。第3楽章のイングリッシュホルンとオーボエ、ティンパニ4人など。個人的には第4楽章だけは前から好きだったのですが(悪趣味?)、今回のコンサートでもこれはきびきびとしたテンポで進み、かなりの好演。しかし、難を言えば、各パートが独立し過ぎていて、巧く溶け合っていない感じが全体を通してありました。
アンコールはソリストも入って、(多分)ピアソラで終結。
会場(プラバホール)はほぼ満席。地域に愛されているんだなあ、と感じた次第。アマオケもいいもんですね。また聴きに行くと思います。
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コメント
こんばんは。
プラバホールって松江ですよね。
以前友人の大学合唱団の演奏会を聴きに行ったことがあります。
当時名古屋にもないくらい素敵なホールでした。
投稿: ピースうさぎ | 2008年2月25日 (月) 20時02分
プラバホール懐かしいわ~♪
アマオケって、なかなか聴かないですね。
新鮮な感じがするんでしょうね。
>仕事を持ちながら、あるいは人数も不足して客演も多い中で、ここまでの完成度は素晴らしい。
↑なんかいいですね!応援したくなりますわ☆
投稿: ゆうちあ | 2008年2月25日 (月) 21時29分
ピースうさぎさん
こんばんは。
そうです、プラバホールは松江のホールです。手前味噌ですが、残響の素晴らしい、いいホールです。
いろいろとコンサートを聴きに行きたいのですが、地元ではなかなか。
名古屋でしたら、機会も多そうですね。羨ましいです。
投稿: すけ | 2008年2月25日 (月) 21時59分
ゆうちあさん
こんばんは。
アマオケと言っても、私の年齢より歴史があるし、立派なものでしたけどね。
楽器ができるって、いいなあ、と改めて思いました。
投稿: すけ | 2008年2月25日 (月) 22時01分