先週は日本のトップ・オケを聴きに行ったわけですが、この週末は、地元のアマオケのコンサートを聴きに行きます。
で、また予習をしております。シベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴こうと、チョン・キョンファ/プレヴィン盤をiPodに入れました。かなり以前に買ったCDで、何度も聴いているため、シベコンはこのイメージがかなり強くて。。。勿論ここまでのものは期待せずに行こうと思っていますが。
で、カップリングしてあるブルッフの第1番。これも名曲ですね。改めて聴いてみて、シベリウス含めチョン・キョンファのコンチェルト録音の中でも、これはかなり完成度の高いものだなあ、と改めて感じました。
チョン・キョンファのヴァイオリンは「見得を切る」感じがします。決め所を、彼女ならではの情熱的で凝縮度の高い表現で、必ず「決める」。このヴァイオリニズムは、好みが分かれるところなのかもしれない。私も何度も繰り返し聴くのは、濃すぎて難しいのですが、嫌いではないです。そして、シベリウスではいささかカラ回っている部分もあるように思うのですが、このブルッフでは見事に決まっている気がします。
私は、第1楽章5分55秒からの、オケの弦の上昇する跳躍の繰り返しの部分が好きです。実にロマン派的な部分? 単純ですね。で、その後のカデンツァをチョン・キョンファ、見事に決めています。
第2楽章はヴァイオリンがたゆとうようにたっぷりと歌う。ロマン派ど真ん中。
この演奏は、ルドルフ・ケンペ指揮ロイヤル・フィルのバックも充実。第3楽章などでもオケだけになったとき、独奏者に負けじと張り合う感じ。燃えている気がします。コンチェルトはこうでなくてはいけません。
チョン・キョンファは激しい部分でもあくまで美音。このパッションと音のクリアさが両立するのはさすがです。
図らずもチョン姉弟を続けて聴いていますね。そう言えば、チェリストのチョン・ミョンファは健在なのでしょうか。
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