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2008年2月の9件の記事

2008年2月25日 (月)

ニューヨークフィル 明日北朝鮮公演

26日夕だそうです。

すでにロリン・マゼール以下メンバーは北朝鮮入りしているとのこと。演目は「新世界より」「パリのアメリカ人」など。

クラシック音楽は今まで散々政治に利用されて来ました。政治のことをあまり書くつもりはないのですが、今回の公演にも、正直胡散臭さを感じないわけにはいきません。

CNN.co.jp

http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200802250023.html

ニューヨークフィル公式:ニューヨークフィルの北朝鮮公演の演目

http://nyphil.org/attend/season/index.cfm?page=eventDetail&eventNum=1579&performanceNum=2695&seasonNum=7&mI=0&sI=0

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2008年2月24日 (日)

山陰フィル 第34回定期

地元のアマオケ、山陰フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに行ってきました。

勿論、プロオケと同じ基準で評価しようなどという気はありません。仕事を持ちながら、あるいは人数も不足して客演も多い中で、ここまでの完成度は素晴らしい。正直、そんなに期待していなかったので、大いに楽しめました。指揮は今岡正治。

プログラムはまずはシベリウスの「フィンランディア」。全ての楽曲について言えるのですが、テンポ設定が総じてもったりしている感があり、その中でも音楽が流れていればいいのですが、拍や音符がやや見え過ぎる感じはしました。とは言え、個々の楽器はしっかりしているし、強奏時の鳴りも申し分なし。プロオケよりも奏者の息遣いが聞こえてくるという意味で、臨場感を体感しました。

続いてシベリウスのヴァイオリン協奏曲。ソリストはウィーン国立音楽大学大学院在学中という、地元出身の吉田美里。第1楽章冒頭から、情感たっぷりに歌い出す。テクニックは十分。ただし、終楽章はやや技巧的に手こずっていた感じもなきにしも。また、ちょっと音程が甘いところが散見。でも見事なステージでした。

メインはベルリオーズの「幻想交響曲」。やや苦手だったこの曲ですが、ミュンシュ/パリ管の名盤を1週間予習して、何となく好きになってきたところです。この曲はやはり実演が面白いのかな。第3楽章のイングリッシュホルンとオーボエ、ティンパニ4人など。個人的には第4楽章だけは前から好きだったのですが(悪趣味?)、今回のコンサートでもこれはきびきびとしたテンポで進み、かなりの好演。しかし、難を言えば、各パートが独立し過ぎていて、巧く溶け合っていない感じが全体を通してありました。

アンコールはソリストも入って、(多分)ピアソラで終結。

会場(プラバホール)はほぼ満席。地域に愛されているんだなあ、と感じた次第。アマオケもいいもんですね。また聴きに行くと思います。

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2008年2月21日 (木)

リトミック体験入学

娘と妻がリトミックの体験入学に行ってきました。

最初は、初めての場所に慣れない様子だったらしいですが、太鼓につかまり立ちして叩いて遊んだり、置いてある楽器に興味津々だったり、まあ楽しめていたようです。

帰ってから、昼も夜もよく寝ていますので、しっかり刺激を受けたのでしょう。

4月から正式に入学する予定です。

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2008年2月20日 (水)

チョン・キョンファ/ケンペのブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番

先週は日本のトップ・オケを聴きに行ったわけですが、この週末は、地元のアマオケのコンサートを聴きに行きます。

で、また予習をしております。シベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴こうと、チョン・キョンファ/プレヴィン盤をiPodに入れました。かなり以前に買ったCDで、何度も聴いているため、シベコンはこのイメージがかなり強くて。。。勿論ここまでのものは期待せずに行こうと思っていますが。

で、カップリングしてあるブルッフの第1番。これも名曲ですね。改めて聴いてみて、シベリウス含めチョン・キョンファのコンチェルト録音の中でも、これはかなり完成度の高いものだなあ、と改めて感じました。

チョン・キョンファのヴァイオリンは「見得を切る」感じがします。決め所を、彼女ならではの情熱的で凝縮度の高い表現で、必ず「決める」。このヴァイオリニズムは、好みが分かれるところなのかもしれない。私も何度も繰り返し聴くのは、濃すぎて難しいのですが、嫌いではないです。そして、シベリウスではいささかカラ回っている部分もあるように思うのですが、このブルッフでは見事に決まっている気がします。

私は、第1楽章5分55秒からの、オケの弦の上昇する跳躍の繰り返しの部分が好きです。実にロマン派的な部分? 単純ですね。で、その後のカデンツァをチョン・キョンファ、見事に決めています。

第2楽章はヴァイオリンがたゆとうようにたっぷりと歌う。ロマン派ど真ん中。

この演奏は、ルドルフ・ケンペ指揮ロイヤル・フィルのバックも充実。第3楽章などでもオケだけになったとき、独奏者に負けじと張り合う感じ。燃えている気がします。コンチェルトはこうでなくてはいけません。

チョン・キョンファは激しい部分でもあくまで美音。このパッションと音のクリアさが両立するのはさすがです。

図らずもチョン姉弟を続けて聴いていますね。そう言えば、チェリストのチョン・ミョンファは健在なのでしょうか。

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2008年2月17日 (日)

N響定期 チョン・ミュンフンのマーラー第9番

昨日、かなり奮発して、東京までコンサートを聴きに行って来ました。

第1614回N響定期公演Cプログラム。チョン・ミュンフン指揮で、メシアンの「忘れられたささげもの」とマーラーの交響曲第9番。

まず、NHKホール自体、初体験。原宿駅から思ったより遠い。しかも開演の3時ぎりぎりになってしまったので、代々木体育館の横をひた走ってホールへ到着。

で、NHKホールは座席が狭い。歴史のあるホールだからでしょうか。また、ちと暖房が効き過ぎ。眠くなってしまいそうでした。私は汗もかいているので、ちと居心地悪い中で、マエストロが登場、メシアンが始まります。

今年はメシアンのメモリアル・イヤー(生誕100年)とのこと。私は「トゥーランガリラ」と「幼子イエス~」くらいしか聴いたことがありませんでした。この「忘れられたささげもの」は10分ちょっとの短い曲。弦のうねりが続いているかと思うと、突如激しい音楽になって、私はここで飛び上がってしまいました。最後は再び緩やかに終結します。

休憩(トイレの行列に並びました)の後、マーラー。バルビローリ/BPOで予習をしてきましたが、その時には気付かなかった副旋律的なものが良く聴こえてきて、チョン・ミュンフンの構成感の良さを感じました。また、最弱音の繊細さが美しかった。チェロのソロも良かった。第3楽章の迫力も楽しかった。でも、何だか違和感を感じること(特に管。粗かった?)がなくもなかったです。会場はブラボーの嵐。マエストロは丁寧にオケのメンバーを拍手に応えさせていました。

実演を聴いて改めて思いましたが、この曲の最終楽章などはもう音楽というよりは音による遺書という感じですね。こういうものをコンサートホールで、多くの人が一緒に粛然として聴くというのは、とても奇妙なことのようにも感じます。

マーラーも暗譜で指揮したチョン・ミュンフンの棒は、表現したいことが明瞭なものに見えました。

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2008年2月11日 (月)

室内合唱コンクールに参加してきました。

当地のとあるホールの室内合唱コンクールに参加してきました。

残響の素晴らしいホールです。歌っている間は、技術的な課題への対処をしながらではありますが、アカペラのハーモニーを楽しむことができました。

(つい昨日まではハモリが全くはまってる気がしなくて、どうしたもんかと思っていましたが、まあ何とかなったかな。)

今回はいつもと違って指揮者なしでやりましたが、これもいい経験でした。皆の息遣いを感じながら歌うというのもいいもんです。

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2008年2月10日 (日)

CDをポータブるって時代遅れ?

私、何を隠そう非オーディオなクラシックファンです。

どのくらい音質にこだわらないかと言うと、通勤時にiPodnanoで聴いているのは勿論、家でもポータブルCDプレイヤーでクラシックを聴く毎日です。

で、そのプレイヤーが長年の酷使に耐え切れなくなってきた様子なので、本日、いつも利用しているYマダ電機に求めに行きました。

ところが! ポータブルCDプレイヤーが見当たらない。ようやく見つけたら、4種類しか置いていない上、そのうち3つは在庫なし。念のため店員さんに確認すると、やはりそれだけしか置いていないそう。

そこでは買うのをやめて、他の電器店に行きましたが、そこも同じような状況でした。

いまどき、CDを持ち歩くってことはしないってことなのでしょうね。デジタルなのかMDなのか、とにかくソフトのままポータブルで聴くって人は少なくなっているということなのでしょう。

さて、2軒目の店で買ったのはSONYのD-NE830(シルバー)。今まで名も知れぬメーカーの器械を使っていたのですが、どうやら音質も良くなったようだし、時間表示も出るようになったし(前のはそれさえなかった)、かなり満足です。

SONY D-NE830

http://www.ecat.sony.co.jp/walkman/product.cfm?PD=22926&KM=D-NE830

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2008年2月 8日 (金)

音盤700枚突破。

本日HMVから届いたCDで、保有枚数が700枚を超えました。

買ったものを売ったりはしていないので、純粋に聴き始めてからの枚数ということになります。

まだまだ聴き手としては駆け出しです(レコ芸のリーダーズチョイスでは、CD30000枚という方もいらっしゃいましたし)が、普通の人から見たら十分「音楽バカ」かもしれません。

今年に入ってからは、コンドラシン指揮のショスタコーヴィチの交響曲のどれかを聴きながら眠りにつく毎日です。これもどうかという感じですね。もっと相応しい曲はたくさんあるのに、なぜショスタコなのか、しかもおよそ穏やかでないコンドラシンの熱い指揮で聴くのか。

通勤時間にはマーラーの第9番(バルビローリ指揮)を聴いていますし。これは、来週、チョン・ミュンフン指揮N響のコンサートを聴きにいくからなのですが。お陰で、仕事中にも第1楽章第1主題が頭の中を巡っています(仕事ははかどります)。

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2008年2月 4日 (月)

プーランク ピアノと管楽器のための六重奏曲(プレヴィン他)

レコ芸誌のレコード・アカデミー賞を読んで、受賞ディスクの中から珍しく国内新譜を2組買いました。

一つはブーレーズのマーラー8番。これはこれで強烈な印象を受けていますが、また別の機会に譲りたいと思います。

もう一つがこのプレヴィン他の室内楽曲集。プーランク、ミヨー、サン=サーンスというフランスの3人の作曲家の三者三様の室内楽が、ピアノのプレヴィンを中心としたメンバーで収録されています。

プーランクは去年初めて知った作曲家の中で最も好きになった人。このピアノと管楽器のための六重奏曲も、ル・サージュ(p)他のアルバムに収まっていて、大好きでした。ル・サージュらのアンサンブルが溌剌として奏者の丁々発止のようなものが感じられたのに対し、プレヴィンらのそれは、いい意味でまとまっている。難しそうなパッセージでも磐石の安定感があり、しかも音楽本来の魅力が存分に引き出されています。一つ一つの音がクリアに絡み合っていて(って、変な表現ですが)、これぞ室内楽、という感じがします。

ミヨーは初めて聴く作曲家。編成はピアノと弦楽四重奏。第1曲は普通な感じなのに、第2曲フーガからジャジーで粋な音楽になる。この第2曲は強烈に好きです。そして第4曲スケルツォ、第5曲フィナーレとこれまたお洒落で素敵な音楽。ちょっとクラシックじゃないのかもしれないし、プーランクほどの音楽的な充実度までは感じない気がするのですが、いい音楽です。もっといろいろ聴いてみたいと思いました。

サン=サーンスはピアノと弦楽五重奏(四重奏+コンバス)にトランペットが入った構成。なのでやはりトランペットが活躍している印象。サン=サーンスの音楽は固有の色がないような気がしていて、例えばこの曲の3曲目はブラームスのようにも聴こえますし、4曲目はモーツァルトのようにも聴こえる。いずれにしても、これも素敵な小品です。

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