« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

2007年10月の17件の記事

2007年10月30日 (火)

ロン・ティボー国際ピアノ部門、田村響さん(20歳)優勝

ロン・ティボー国際音楽コンクールのピアノ部門で、日本の田村響(ひびき)さん(20歳)が優勝したそうです。(ちなみにこのコンクール、ジャック・ティボーとマルグリット・ロンが共同で創設したんですね。二人については勿論知っていましたが、このことは迂闊にも初めて知りました。)

この方、父は調律師、母はピアノの先生、3歳からピアノを始めた、そうです。こういうのってやっぱり遺伝と環境ですよね。

うちの娘は今10ヶ月で、おもちゃのタンバリンでリズム感を養っています。(ウソ。気ままに遊ぶのみ。)

msn:産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071029/erp0710292014005-n1.htm

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年10月28日 (日)

ガラスCD・1枚20万円也

ドイツ・グラモフォンのカラヤンのベートーヴェン「第九」(1962年)だそうです。

ガラスCDと言うもの自体、初めて知りましたが、そんなに音質がいいのでしょうか。とにかく私には縁のない話です。どんな人が買うのでしょうか。(よほどハイエンドな人ですよね。)

Phile-web

http://www.phileweb.com/news/audio/200709/20/7481.html

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年10月27日 (土)

ブラームス・ホルン三重奏曲(オルヴァル、グリュミオー、シェベック)

久しぶりに、聴いていて心の底から幸せになれるような曲・演奏に会いました。最近こればかり聴いています。

このアルバム(ブラームスのトリオ集。ボザール・トリオ他)自体は少し前から持っていたのですが、埋もれてしまっていました。iPodに入れて聴き直して、初めて魅力に気付きました。

ライナーによれば、ブラームスは少年時代、ホルンを吹いてよく母親を慰めていたそうです。この曲は、ホルンという楽器の魅力が堪能できる、小品ながら傑作だと思います。

この楽器の音色、どことなく遥かな憧れを常に歌っているように聴こえます。3つの楽器の組み合わせも実に良くて、ホルンがピアノの伴奏(この編成だとどうしても伴奏的になっている気がします)に乗っているとき、またヴァイオリンと掛け合っているとき、この楽器の魅力が増幅されて伝わってくる気がします。

第1楽章はまさに憧れを歌うような叙情的な曲。第2楽章は軽快なスケルツォ。第3楽章Adagio mestoはまた一転して儚く陰りのある音楽。第4楽章はホルンの音色が輝かしい華やかなフィナーレとなります。

全く知らなかったフランシス・オルヴァルのホルンは、音色と言い、息遣いと言い、実に素晴らしい。大家グリュミオーも勿論いいし、ピアノのシェベックも安定しています。ピタリとはまった感じのアンサンブルで、実に気持ちいいです。

それにしても、ブラームスの室内楽は面白いですね。秋にはぴったりでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月25日 (木)

パソナが音大生向け就職支援

「週刊ダイヤモンド」の記事です。

内容はタイトルの通りですが、音大卒業生(総合大学の音楽科含む)年間約6500人のうち演奏家になれるのは約200人、わずか3%だということです。

大学の頃、日本のオーケストラについて調べたことがあるので、プロオケの状況が全く楽観的でないことは知っています。この数字も納得できるものです。

なかなかこの記事の結語のように希望が持てないのが現実ではないかと思います。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年10月23日 (火)

iPodに規定される嗜好

昨日の朝、いつものようにiPodnanoで音楽を聴きながら通勤。曲はフランクの交響曲ニ短調第1楽章(ミュンシュ)。いい曲だし、いい演奏だと思いますが、朝からシンフォニーは辛かった。

帰りはハイドン(偽作らしいですが)の弦楽四重奏曲第17番「セレナード」他(イタリアSQ)。楽しく聴くことができ、特に有名な第2楽章が心に沁みました。

「セレナード」はそんな曲だからかもしれませんが、やっぱり通勤路では管弦楽を聴くのは辛いものがあります。ただでさえ車の騒音に抗いながら聴いているので、弱音は聴き取れないし、かと言ってボリュームを上げすぎると大きい音で耐えられなくなります。

一方、ピアノ曲などは時として耳に突き刺さることがあり、そもそもヘッドフォンには相応しくない。

で、いろいろ聴いていますが、結局、室内楽が最適なようです。

多分これが原因と思いますが、ここしばらくはすっかり室内楽好きになりました。昔はどうも苦手に感じていたのですが。

私の嗜好をさかのぼると、集中的にクラシックを聴いていた時期(学生時代)の前半は交響曲、後半はオペラを好んでいました。これは単に環境だけでなく、ゆっくりと音楽を聴くことができる時間があったからでもあると思います。

今はなかなかまとまった時間を割くことができず、平日は通勤路が唯一の場といった感じですので、いきおいそれに適したジャンルが好きになるのだと思っています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年10月21日 (日)

アンゲロフのドヴォルザーク・交響曲第8番

イヴァン・アンゲロフ指揮スロヴァキア放送交響楽団による、ドヴォルザーク交響曲全集の超激安盤。私がHMVで買ったときは5枚組1300円くらいでした。(今は倍くらいになっているよう。)

2001年から2004年までのごく最近の録音。この第8番だけはライヴ録音のようです。

全くノーマークの演奏家でしたが、音盤への的確なコメントが素晴らしい、mozart1889さんのブログ(↓)で高評価でしたので、間違いないと思って聴きました。

http://www.doblog.com/weblog/myblog/41717/2623238#2623238

本当にいい演奏でした。確かに弦が艶やかでよく歌っています。弦だけでなく、木管、金管、ティンパニもいい。主旋律に対して各セクションが明瞭に浮き立ってきて、立体感があるのはアンゲロフの力量か録音の巧さでしょうか。

このオケ、決して上手くはないとは思いますが、ライヴとは言え傷はなく、逆に第9番などの方がオケの粗さが目立つ気がしました。この8番は作品同様すっきりとまとまっている印象です。

人懐っこいこの曲、土の香りがぷんと漂うドヴォルザークらしさ、とても好きです。他の曲もゆっくり聴いていこうと思います。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2007年10月20日 (土)

クラシックCD発売から25年だそうです。

今月は国内でクラシックCDが発売されてから25年になるそうです。

JinKさんのブログで知りました。詳しくはこちら。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/kithi02jp/23601380.html

私自身は完全にCD世代で、LPは買ったことがありません。

ですので、あまり感慨というものもないのですが、むしろコレクターとしては、CDがいつまでデファクトであり続けるのかが気になるところです。

今のところ次の媒体、というよりはもう媒体なしでオンラインで、という方向が見えてはいますが、クラシックの場合、どこまでそれがスタンダードたりえるのでしょうか。音質が保証できない以上は、ジャズやクラシックは媒体が生き残る、と思っているのですが。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月17日 (水)

19年9月に買った音盤から

先月もいろいろ買いました。

ボックスセットが3つ。以前書いたレーゼルのピアノ協奏曲10枚組、トスカニーニの色々詰めたもの10枚組、アルバン・ベルクSQのベートーヴェン弦楽四重奏曲旧全集7枚組。いずれも激安ですので枚数ほどの出費は全然ないのですが。。。なかなかまとまった時間が取れなくて、きちんと消化できていません。いずれも素晴らしいのですが。

あとはポツポツ。タイトル数としてはそんなに多くはありません。ただ、受取基準なので、今月分が多いだけかもしれません。

まあ、今年はもう買い納めしたので、あとは受け取るだけです。焦らずじっくり楽しんでいこうと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月14日 (日)

アンネローゼ・シュミットのモーツァルト・ピアノ協奏曲第20番

今日は、暇があればこのボックス・セットを聴いていました。

モーツァルトのピアノ協奏曲全集10枚組。旧東独の女流ピアニスト、アンネローゼ・シュミットとクルト・マズア/ドレスデンフィルのコンビです。これで3000円弱というお買い得でした。

モーツァルトは短調が好きです。ピアノコンチェルトの中ではこの20番が好きです。両端楽章の凄烈さ、間に挟まれた第2楽章の夢見心地、何度聴いても飽きません。(長調の曲はたまに飽きるのは、私の至らなさでしょうか。)

シュミットは硬質でクリアなピアニズム。よく研磨された珠の如き音色がします。下手な抒情に流されない辛口の演奏で、時として冷た過ぎる感も無きにしもあらずですが、私はこういう音楽が好きです。

マズアのバックはソリストほどの完成度はないかもしれませんが、十分なサポートと思います。

まだ、全部の曲を聴くことができてないので、また暇を見つけて楽しんでいきます。

安田裕隆さんのサイトに、シュミットが弾いたこの曲の、より詳細な紹介があります↓

http://www.h3.dion.ne.jp/~yasuda/bqcla/lp/oc7305k.htm

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月13日 (土)

バス・テューバ協奏曲(ヴォーン・ウィリアムズ)

世の中には、こんな協奏曲もあるのか、と興味本位で買った1枚。

演奏はプレヴィン指揮ロンドン響で、ソリストは首席奏者のジョン・フレッチャーという人。

第1楽章はちょっとアジアンテイスト(?)なスケルツォ。テューバがよく歌うのでびっくりします。高音や速いパッセージなども、言われなければホルンかと思うような印象。

第2楽章は一転して風景画。よく歌う音楽。テューバのメロディが素敵です。Andante sostenutoをもう少し歌わせてもいいかな、という気がしますが、プレヴィンは快速。きびきびとした演奏です。

第3楽章は激しく楽しいフィナーレ。この楽器ならではの陽気さでしょうか。フレッチャーの技も見事の一語です。カデンツァの後にやや素っ気なく終結します。

小曲ですが、いい音楽。この作曲家らしい佳作です。交響曲第5番とのカップリングの国内盤。お薦めいたします。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年10月12日 (金)

レコード芸術2007年10月号

今月号は、シベリウスとグリーグの特集。

メジャーな曲だけでなく、その作曲家の作品を網羅的に紹介し、それらの名盤を教えてくれるこの企画は、今の私にはぴったりです。

レコード芸術本誌や別冊では、演奏家にフォーカスを当てた内容がどうしても多いです。作曲家や作品に関する知識はデフォルトであるかのように。でも、私はまだまだ知識が足りないので、まさにこういう特集を求めています。

逆に、同じ曲の聴き比べのような記事にはあまり興味が湧かないんですよねえ。それが面白いことは十分分かっているのですが。

作曲家1人ずつでいいから、こういう企画、毎月、帯でやってくれないかなあ、と思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 9日 (火)

ブリリアント・クラシックス総合カタログ2007

確かまだ1タイトルしかお世話になっていませんが、どうにも無視できない存在になってきたブリリアント・クラシックス。

連休中にカタログを見つけたので、パラパラめくりながら、また、HMVのユーザーレビューを見ながら、欲しいものを自分のためにリストアップ。

  • ブラームス:歌曲集(フィッシャー=ディースカウ)
  • ブラームス:合唱曲全集(ニコル・マット指揮、ヨーロッパ室内合唱団)
  • シューベルト:交響曲全集(ムーティ/ウィーンpo)
  • スクリャービン:交響曲全集(同じくムーティ/フィラデルフィア管)
  • ギター協奏曲名曲集(ロドリーゴ、カステルヌオーヴォ=テデスコ等)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 7日 (日)

1枚315円のクラシックCD

帰省先から更新です。

昨日寄り道した書店で、1枚315円の超廉価盤シリーズを見つけました。とんでもないものでした。

一応、名曲全集なのですが、オケがロイヤルPOであるという帯があるだけで、指揮者が誰なのか分からない。また、これが決定的におかしいのですが、オーケストラ曲でなくても一様にロイヤルPOの紹介がしてある。

廉価盤好きになっている私も、さすがにこれには手が出ませんでした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年10月 6日 (土)

帰省(with HMVのダンボール箱)

3連休はそれぞれの実家に帰ります。妻と娘は先行して帰っています。

で、実家に帰っても実はすることがないので(子供の相手は他にも居るし)、最近届いたCDをまとめて聴こうと思っています。

実は今日もHMVから荷物が届きました。妻が居ない時でラッキー。で、その箱をそのまま利用して、最近3回分の購入CDを詰めて、持って買えることにします。

音楽三昧の連休、となるでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 5日 (金)

パユ/ラトルのニールセン・フルート協奏曲

珍しく新譜からの紹介です。とは言っても私が買ったのは輸入盤ですが。

エマニュエル・パユは初めて聴きましたが、とにかく巧いです。トリルが凄いというような表面的なこともそうですが、フルートがこんなにも多彩な色を出せるものだということを、初めて知った気がします。息遣いが直に伝わる楽器だけに、感興たっぷりな演奏を堪能できます。

ラトル/BPOのコンビも実は初めて聴いたのではないかと思いますが、切り口が鮮明で、すっきりしたいい音楽作りだと思います。

ニールセンのフルート協奏曲は2楽章編成。主役もバックも息もつかせぬ展開を見せ、とても印象的で、単調さとは正反対の曲です。フルートとティンパニ、あるいはトロンボーンとの掛け合いが面白い。大仰な協奏曲ではないですが、小粒ながらキラリと光る音楽だと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 3日 (水)

買い納め

本日で、HMVのポイント2倍キャンペーンは終了です。

今回もまとめ買いをしてしまいました。11月に届くものもあるので、今年はこれで買い納めのつもりです。

あとは、今年買った大量の音盤を、じっくりと聴き込んでいこうと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年10月 1日 (月)

ブラームス・ピアノ四重奏曲第3番(バリリSQ、デムス)

「ウェルテル四重奏曲」とも呼ばれるこの暗い曲を、最近通勤時に繰り返し聴いているのも、どうかという気がしますが。。。しかも56年のモノラル盤。渋すぎるでしょうか。

第1楽章冒頭はピアノの一撃から始まり、葬送を感じさせるような序奏。一転して慟哭のような激しい音楽が始まります。その後、幾度か晴れ間を見せながら、基調は変わらぬまま終結します。

第2楽章スケルツォの冒頭もピアノの強烈なタッチから開始。リズミカルで烈しく、どこか物悲しい楽章です。

第3楽章はチェロの、いつ終わるとも知れないような、憂いを帯びた旋律から始まり、ヴァイオリンとヴィオラに引き継がれます。各声部が交錯しながら一つの歌が紡がれていくこの楽章が、特に印象深いです。

第4楽章も音楽の波がせめぎ合うかのような峻烈な楽章。ラストはちょっと呆気ない終結です。

ブラームスの音楽に共通する要素は私にも何となく感じ取れていて、この曲、いかにもブラームス的だと思いますが、その中でも、いつもよりやや溜め息が多めな曲と言えるでしょうか。

デムスのピアノの煌きと、バリリSQ団員の弦の懐の深さが魅力の演奏。録音はさすがに霞がかかっているような感じは受けますが、十分楽しめる音質です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »